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武士道では、真剣での果たし合いにおいて
卑怯な態度や手段を選ばない戦い方は
許されませんでした。
戦いが終われば、倒れた相手に礼を尽くしました。
その精神が、今日の剣道に受け継がれています。
「剣の道は、礼に始まり礼に終わる―」は
それを象徴する言葉ですが
剣道愛好者は、剣道によって
「苦しさや辛さに耐える心」「勇気を持って立ち向かう心」
「相手への感謝、思いやりの心」「親や年長者への尊敬の心」
「指導者への礼節の心」 等が育まれ
磨かれることを知っています。
平成24年度から導入される中学校の武道必修化は
「剣道は 社会に有用な人材育成の場」との理解が
定着した証です。 -